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「ファミリーと感じる」留学生が腕を振るう「国際子ども食堂」 留学生と子どもと地域をつなぐ場所に【愛媛発】
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「ファミリーと感じる」留学生が腕を振るう「国際子ども食堂」 留学生と子どもと地域をつなぐ場所に【愛媛発】

テレビ愛媛
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コロナ禍の愛媛で今、国際的な取り組みが始まっている。
そこにいるのは、子どもたちのために腕をふるう留学生。
国や言葉、世代を超えて笑顔の輪が広がっている。

留学生らが各国の料理を子どもたちに提供

キッチンから漂ってくるエスニックないい香り、韓国料理のビビンバ。
腕をふるうのは、愛媛県内の大学に通う韓国からの留学生。いろいろな国からの留学生がいる。

留学生:
インドから来ました

留学生:
セネガル

留学生:
インドネシアから来ました

一見、留学生が共同で暮らす「シェアハウス」のようだが…

この記事の画像(11枚)

午後4時、やってきたのは子どもたち。
ここは、松山市中村にある「国際子ども食堂」。
毎週水曜日と第2・4土曜日に、留学生らが各国の料理を作り、子どもたちに提供している。

この日のメニューは韓国人のイルさんらが作った本場の韓国料理。
おいしそうなビビンバとじゃがいものチヂミができあがった。

子どもと参加した母親:
3月から毎週近く参加しています。みんなでご飯を囲むっていうのとかも、母子ともにリフレッシュにもなるし、会話も生まれていいなって思ってます

子ども食堂が留学生にとっても楽しい場所に

日本語教師で、食堂を開いている「松山さかのうえ子ども食堂」の山瀬麻里絵さん。

山瀬さんは長年、日本で暮らす外国人の支援を行ってきた。

松山さかのうえ子ども食堂・山瀬麻里絵さん:
もともと私が東京で日本語教師とか難民の生活支援とかをしていたので、そういう経験をいかした仕事がしたいなと思っていて。
その中で留学生を入れた子ども食堂があったらおもしろいかなと思って、留学生の方に声をかけたら、みんな楽しく参加してくれて今に至るって感じです

共働きや母子家庭など、コロナ禍で孤立しがちな子どもたちのための子ども食堂。
しかし、海外から愛媛にやってきた留学生も同じようにコロナの中で孤独を抱えていた。

韓国人留学生のチェ・ユンジェさん。

将来は日本で就職することを視野に、2019年 私費で愛媛大学に留学したが、コロナで生活は一変。大学の授業は、ほとんどオンラインに切り替わった。
韓国語の講師やビジネス書類の作成などのアルバイトもしていたが、コロナの影響でほぼ全てがなくなった。

韓国人留学生 チェ・ユンジェさん:
韓国語の講師のバイトもしていましたが、参加してた方のほとんどがお年寄りの方が多くて、コロナに感染したら命が危ないからワクチン接種が終わるまでは休講にしましょうねって感じで、それ(アルバイト)がなくなりました。
こうやって1年以上長引くとは想像もできなかったので、今はできるだけ食費とか遊びに行く頻度を減らして、できるだけ節約して粘っているという状態です

精神的にもつらい状況が続く中、友人に誘われてこの子ども食堂に参加するようになった。

韓国人留学生 チェ・ユンジェさん:
子ども食堂という場所の中で、学生同士で自分たちでできることを探して、それをすることによって子ども食堂が運営されているような状況なので。なかなかこういう経験がなかったので楽しいなって感じています

松山さかのうえ子ども食堂・山瀬麻里絵さん:
去年からずっとオンライン授業で、お家から出れないし、せっかく日本に来ているのに、日本人としゃべれないし、交流もできないし。かといって母国に帰れるわけでもなく、すごく孤独感じたっていう留学生がほんとに多くて。
ここに来ると、日本人のいろんな世代の子どもからお母さん、同じ世代の学生たちとしゃべれるので、それが楽しいって言ってくださっていて…留学生にとってもいい環境にしていきたいと思っているので

チヂミを作った韓国の留学生・イルさん:
ここでボランティアとして来て、うれしくて…私自身としても、とても勉強になりました

セネガルの留学生:
私はこの場所が好き。子どもたちと遊べるし、たくさんの人に会えるから。

ーーー楽しい?

セネガルの留学生:
はい、楽しいです

インドからの留学生:
とても楽しいです。毎週、私はここに来て、子どもたちも慣れてるから家族のようです

インドネシアの留学生:
一人暮らしでも、ここに来たら、みんなファミリーの感じがします

「国際子ども食堂」は、コロナ禍で孤立しがちな留学生、子ども、そして地域をつなぐ場所になっている。

松山さかのうえ子ども食堂・山瀬麻里絵さん:
活動を始めていく中で、必要性を肌感覚で最近分かってわかってきたなと思っていて。
それは留学生の生の声であったりとか、子どもさんや親御さんの声を聞いて、必要な場所にやっとなれたんだなっていうふうに、始めて3カ月くらいですけど、そう思えるようになりました

世界は丸い。世界は同じ。
コロナ禍の愛媛で始まった「国際子ども食堂」には、国や言葉や世代を超えて手をつなぐ「小さな世界」が広がっている。

(テレビ愛媛)

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