56歳の常連客を殺人容疑で逮捕

大阪市北区のカラオケパブでオーナーの稲田真優子さん(25)が殺害された事件。

警察はこの店の常連客で兵庫県西宮市に住む会社員・宮本浩志容疑者(56)を殺人の容疑で逮捕した。

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常連客からは「まゆちゃん」と呼ばれるなど、"アイドル的存在"だったという稲田さん。

稲田さんは胸や首など十数カ所を刺され、顔にはタオルがかけられていたという。

警察は店の客や交友関係を中心に捜査。

捜査線上に浮上したのは、約20km離れた兵庫県西宮市にある自宅から稲田さんの店まで通っていた常連客の宮本容疑者だった。

稲田さんの知人:
真優ちゃん(目当て)のお客さん以外来ていないですよ。一方的な恋愛というか、お客さんはすごく真優ちゃんが好きで毎日通っている。

稲田さんの知人:
(店に)絶対いるのが2人ぐらい。サラリーマン風の男性と、僕と同い年ぐらいの子。ほぼ毎日来ていた気がする。

また、7年前から稲田さんと親交があるという知人は稲田さんからこんな話を聞いていたという。

稲田さんの知人:
LINEがしつこい人もいるのは聞いていたし、実際一緒にいるときも「たくさんLINEが来ている」「今も来ている」と話していた。

スマホや防犯カメラから容疑者を特定

事件の鍵となったのが"空白の3日間"

稲田さんが最後に確認されたのは6月11日の夕方で、ビルの防犯カメラに出勤する様子が映っていたが、その後、ビルから出る姿は確認できなかった。

店は本来、12日と13日も営業日だったというが、中から鍵がかかっていて入れなかったという。

稲田さんの知人:
(休みは)インスタグラムとかで告知を打つので、開いていると思って行ったらやっていなかった。

従業員から通報を受けた警察が店を訪れた14日に、変わり果てた姿で発見された稲田さん。

警察は稲田さんのスマートフォンや周辺に設置された防犯カメラの映像などから、宮本容疑者を特定。

18日、犯行にかかわった疑いが強まったとして逮捕した。

(「イット!」6月18日放送分より)