若い層へのアピールも…名古屋名物「坂角」の挑戦
海老せんべいの「坂角」が5月13日から期間限定で、カレーパンの販売を名古屋市中区のラシックで始めた。
揚げパンにたっぷりのルウが詰まったカレーパン。中にはプリっとした海老がごろごろ…。その名も「BANKAKU海老カレーパン」だ。
海老せんべいの坂角総本舗がプロデュース。
国産バターと八丁味噌を加えまろやかに仕上げたルウに、たっぷり入った具の4分の1は海老。5月13日から期間限定で、名古屋・栄のラシック1階で販売されている。
オマール海老とトマトを加えたルウで旨味とコクを加えた海老カレーで、ルウには海老の殻を乾燥させ粉末にしたものが使われていて、香ばしさも楽しむことができる。
海老せんべいを作る際、余った海老の殻はこれまで飼料としていたが、今回初めて商品に使った。しかもカレーライスとカレーパンに使われているルウや海老は、それぞれに合わせて味を変えるこだわりよう。
他にもたっぷりの海老とホタテを使った、濃厚で分厚い海老カツサンドなどもある。
坂角総本舗の担当者：
坂角のことを知らないですとか、名前は知っているけど買ったことないというお客様に知っていただけるきっかけを作りたいなと思って企画しました
2020年に創業130周年を迎えた坂角総本舗。
これまでの客層は40代以上がメインだったが、20代、30代にも知ってもらおうと、初めて海老せんべい以外の商品に乗り出した。
本来は2020年4月に売り出すところ、コロナの影響で延期された。
坂角総本舗の担当者：
時間が出来ましたので、味のブラッシュアップですとか見せ方の工夫ですとか、そういったところに重点をかけました。自信をもってお勧めできる味に仕上がりました
愛知県は5月12日から緊急事態宣言下となったため、当初の予定より席数を大幅に減らし、テイクアウトをメインとしている。
坂角総本舗の担当者：
弊社はやはり海老のプロと自任しておりますので、海老を使った食事をまずは楽しんでいただきたいと思っていますし、テイクアウト主体の営業でございますので、ご自宅でも楽しい時間に繋げいただけるといいかなと思っています
販売は5月30日まで。
（東海テレビ）
