聖火リレーで人が密集

榎並大二郎アナウンサー:
午前9時10分スタート。聖火は愛知県を巡っています。いまだに続く人の密集に、丸川オリンピックパラリンピック担当大臣が「正直多い」と述べました。

愛知県に入り2日目となる聖火リレー。

4月6日はフィギュアスケーター鈴木明子さん、元SKE48の松井玲奈さんら地元ゆかりの著名人が聖火を繋いだ。

大都市名古屋を抱える愛知では、これまでにない人の集まりが見られた。

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4月5日、繁華街の沿道では「密にならぬよう前後左右の方とは適切な距離をとって、ご覧頂きますようお願いします」と密を避けるよう呼びかけていた。

しかし、何列にも重なりあう観客がカメラやスマートフォンをランナーに向けていた。

通行止めなど規制強化で対策

この密集について丸川オリンピック・パラリンピック担当大臣は…

丸川五輪相:
私も正直ちょっと多かったなと感想がありまして、繁華街が一番密でした。

その上で大都市を走る場合は片側を通行止めにし、スペースを取るなど規制の強化や対策の検討を各自治体に求める考えを示した。

聖火リレーの形を見直す方向の大阪市は

一方で政令指定都市として2都市目となる大阪市では、予定していた聖火リレーの形を見直す方向を示しているが、松井大阪市長は聖火リレーに代わる形式についてこう述べた。

大阪市・松井市長:
公道でないところ公園とか競技場とか、そういうところをぜひ検討してもらいたい。何とか聖火を持って少しでも走れるような形を作ってもらいたいと思っています。

大会組織委員会は代わりの案について近日中にも発表する見通し。

聖火は4月6日、愛知県内の8つの市を回り4月7日は三重県へとリレーが続く。

(「イット!」4月6日放送より)