家電や日用品をウーバーイーツで

家電もウーバーイーツで配達する時代に。家電量販大手のエディオンは、ウーバーイーツと提携し、3月30日から家電や日用品を最短30分で配送するサービスを始めると発表した。(対象エリア内の個人宅・オフィス)

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対象の店舗は東京と大阪の3店舗で、調理家電やパソコン関連品などの家電や、衛生用品などの日用品200品目以上を取り扱う。

家電量販店がウーバーイーツと提携するのは初めて。

エディオンは、在宅需要や利用の少ない若者の新規顧客を取り込みたい考えだ。

「店舗の在庫から配送」が今後一般的に

三田友梨佳キャスター:
このニュースについて、マーケティングアナリストの渡辺広明さんに聞きます。家電業界としては初の試みということですが、どうご覧になりますか?

マーケティングアナリスト・渡辺広明氏:
テレワークによって巣ごもり需要が定着したことや、日本では超高齢化が進んでいるので大都市圏を中心に宅配が一般化してきそうです

三田友梨佳キャスター:
そうした中、新たに宅配サービスをはじめる企業はどのような形で参入していくことになるのでしょうか?

マーケティングアナリスト・渡辺広明氏:
アマゾンなどの総合インターネット通販は、実は物流投資に多大なコストがかかるためなかなか新規に参入するのが難しいということがあります。なので、今回のように店舗を物流センターに見立てて、店舗の在庫をピッキングして配送するのが今後一般的になってくるのではと考えます。また、アメリカではウォールマートが年会費を払うことで、宅配を何回でも利用できるサブスクのようなサービスも生まれていますので、これから宅配サービスも多様化して消費者もたくさんの楽しみ、買い物のわくわく感が生まれてくると考えます

(「Live News α」3月25日放送分)

三田キャスター: