自民党の最大派閥・細田派会長の細田元幹事長は、菅政権のコロナ対応について「このやり方ではいつまでたっても事態は改善しない可能性がある」と苦言を呈した。
細田博之元幹事長「10都府県にまた緊急事態宣言を延長すると様子を見ると言うことを決めた。しかし、私はこのやり方はいつまで経っても事態は改善しない可能性があると強く危惧している」
細田氏は2月3日の自民党内の会合で、政府が緊急事態宣言を延長したことについて「飲食、旅行も控えろということであれば確かに流行の拡大は多少抑えられるが、また旅行、飲食をといえばまた増えることになる」と指摘した。
その上で「同じことを繰り返して何になるんだ」と政府の対応に苦言を呈し、民間主導の抗原検査体制を確立し陰性証明書を発行することで、観光業や飲食業へのダメージを食い止めるべきだとの持論を主張した。