1月29日、関東地方のお天気は回復してきますが、日本海側や北日本は警報級の大雪、暴風雪になりそうです。
関東は冬晴れも…体感温度大幅ダウン
東京では28日、午後に気温が急降下。午後4時で1℃台まで下がり、広い範囲で雪となりました。一夜明け、晴れ間が広がっていますが、もう寒さに気を付けなくてもいいのでしょうか？
29日の東京は日中、気温がぐんぐん上がり、最高気温は11℃予想。28日に比べるとぐっと気温が上がり一安心…と思いきや、ここで注意が必要です。
午後にかけて風が強まり、平均しても風速5～6ｍくらいの風になります。風速が1m上がると、体感温度が1℃下がると言われていますので、29日の東京の体感温度は「5℃」に！
太平洋側の地域は晴れるところが多いのですが、「気温マイナス5℃くらい」で考えて下さい。外出する際はしっかり防寒対策をしましょう。
“冬の嵐”で暴風雪に 30日午前中まで要警戒
さらに注意が必要なのは日本海側や北日本です。大荒れの“冬の嵐”となっています。
こちらは富山駅前の午前9時すぎの様子です。富山市内は1月、35年ぶりの大雪となりました。
1m以上の雪が降り、その後一度積雪が減ってきたのですが、28日の夜から再び増えてきています。暴風雪警報も発表中ですので、なるべく外出は控えた方がよさそうです。
そして、29日は西から北へ向かって天気が荒れてきそうです。
午前10時時点の雪雲の様子に風を重ねてみましょう。赤色やオレンジ色で渦を巻いている地域は、交通機関が大きく乱れるような風速20m近い暴風になります。北海道から北陸エリアでは、警報レベルの暴風雪になりそうです。
風だけでなく雪にも警戒が必要です。29日夜にかけて、北海道から山陰地方にかけて大雪に警戒してください。
予想降雪量を見てみると、北陸地方の山沿いで雪の量が多くなりそうです。多いところで、中越・上越の山沿いで70cmを予想しています。平野部でも、近畿北部などでは、さらに積雪が急増するところがありそうですから、交通の乱れなどに注意してください。
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（とくダネ！『あまダネ！』1月29日放送）
