冬の風物詩「流氷」がやってきましたが、実は流氷で天気が分かる?意外な関係を解説します。

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【三重】菜の花満開…一足早く春の便り

早くも春の便りが届きました。

三重・玉城町で1月16日に撮影された写真です。
一面に広がるのは黄色く花開いた菜の花。実は2020年12月から咲き始めていたそうで、一足早く春の気配が近づいていました。

一方で、ようやく冬の便りが届いたところも…

北海道網走市では17日、2021年初の「流氷」が観測されました。
オホーツク流氷館の展望台から撮影された動画ですが、岸の遠くに方に見える白い筋が「流氷」です。平年よりも4日早い観測となりました。

【北海道】冬の使者・流氷が成長中

気象庁が発表している「海氷分布図」を見ると、流氷がどのように北海道までやってきたかを知ることができます。

ロシアのアムール川の下流付近で出来た流氷が、徐々に北風に流され、現在はオホーツク海半ばまでやってきたことが分かります。

実際に1月11日に紋別海上保安部によって撮影された映像では、沖合に漂う流氷が確認できます。

流氷は風によって流され、1日で10kmほど移動する事も。1月17日に枝幸町で撮影された写真には、細かな流氷が海を覆い尽くし海岸を白く染める様が映っていました。

晴天&極寒のサイン?流氷で天気がわかる

実は流氷は天気と大きく関係があり、網走では「流氷が接岸してくると晴れる」ということわざがあります。

通常の海では、海面からの水蒸気によって上昇気流が生まれます。

それによって雲が作られ雨が降るのですが、流氷がやってくると一変します。

海岸に流れ着いた流氷が海面をふさぐことにより、雲のもとになる水蒸気を閉じ込めることになります。

そうすると雲が発生せず、晴天になる確率が高くなるのです。
さらに、冷たい空気が大きく広がる事で、気温が下がるエリアが札幌や十勝まで広がる事も。そのため、流氷がやってくると「晴れて寒くなる」と言われているのです。

そんな「流氷」ですが、実は豊かな海を育てる役割も果たしています。
養分をたくさん蓄えた流氷が春になり溶けることで、プランクトンが発生し、毛ガニなども集まるようになるのです。

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(とくダネ!『あまダネ!』1月19日放送)