年末の深夜、接客中の店に突然車がバックで突っ込んできて店内は大破。防犯カメラがその一部始終をとらえていた。
接客中の店に車が突っ込む
商店街に設置された防犯カメラがとらえた黒い車。
踏切を一時停止せずに通過し、街路灯に接触する。その直後、バックランプが光ったかと思うと、猛スピードでバック。
そのまま営業中のリラクゼーションサロンに突っ込んだ。
事故直後の店内の様子をみると、壁が大きくめくれるように倒れ、置いてあったウォーターサーバーや机などがなぎ倒され、店内は完全に破壊されている。
滋賀県大津市の店に車が突っ込んだのは、12月30日の午後11時40分ごろ。
営業中の店内には従業員と客、合わせて2人がいたが、そこに突然車が突っ込んできたのだ。
被害に遭った店のオーナー：
（従業員が）施術に入る間際で、（客に）足をベットに置いていただいた瞬間、車がドンと入ってきて。衝撃音よりも、お客さんの叫び声の方が大きかった。
幸いにも、店内にいた2人にケガはなかった。
逃走後コインパーキングに乗り捨てた
しかしこの黒い車、その後意外な動きを見せる。
もう一度、防犯カメラの映像を見てみると、車がバックで急加速し店に突っ込んだ5秒後、再び黒い車が捉えられていた。
事故直後に逃走したのだ。
その際も、何かに接触したのか急停止するが、そのまま走り去った。
車は店から約200m離れたコインパーキングに乗り捨てられていたという。度重なる衝突で激しく破損していることがわかる。
被害に遭った店のオーナーによると、「黒い車を運転していた」と話す人物が警察に名乗り出ているという。警察は物損事故として詳しい状況を調べている。
被害に遭った店のオーナー：
あと10cmずれていたら骨折、あと2秒早かったら命をなくしていたかもしれない
被害に遭った店のオーナー：
とてもじゃないけど営業ができない状況。今後、損害の請求をどのようにしていくかとか、中ぶらりんな状況になっています
（「イット！」1月6日放送より）
