中国の統制が強まるマカオで、政権転覆を企てたとして国家安全維持法違反に問われた民主派の元議員に、懲役12年6カ月の判決が言い渡されました。
マカオの司法当局の発表によりますと、裁判所は6日、民主派の元議員・区錦新(く・きんしん)氏に対し、国家安全維持法違反の罪で懲役12年6カ月の実刑判決を言い渡しました。
裁判所は、区氏が海外の組織と結託し、中国の政権転覆を訴える政治主張や虚偽の情報を拡散させ、マカオの住民の中国政府に対する憎悪を煽ったなどと認定しました。
区氏は議員を約20年間務めた民主派の重鎮で、2025年7月に逮捕されていました。
2009年に国家安全維持法がマカオで施行されて以降、この法律が適用された判決は初めてで、中国の統制が強まっているとみられます。
