岩手県盛岡市菜園に2025年1月にオープンした「オリカペ」は、フレンチをベースに、オードブルと選べるメインメニューのセットで、県産食材のおいしさを楽しめる店です。
オードブルは、季節の野菜を使ったスープや県産野菜のサラダ、そして宮古市産のサバを使ったテリーヌが並ぶ、大地と海の恵みが融合した一皿です。サバを使用したテリーヌは、しっとりとした食感とほどよい酸味が特徴です。
オーナー・今井知力さん
「サバの新鮮さを保つために軽く酢でしめている。口どけを良くするため、豚足を煮た後のゼラチンを使用しテリーヌに重ねている」
セットのメインメニューも岩手の食材が主役です。その中のひとつ、「自家製ソーセージとロールキャベツ いわいどりのコンフィ」は、ソーセージのパリッとした皮の食感と、あふれ出す肉汁が大満足の一品です。
オーナー・今井知力さん
「甘みが特徴の盛岡市産・紅木豚という豚を使っている。それに軽くスモークをかけて、良い意味で田舎っぽいソーセージを目指した」
ロールキャベツは、キャベツにしっかりと味が染み込むまで丁寧に煮込まれているのが特徴。中には紅木豚のひき肉と久慈市山形町産の短角牛のひき肉を合わせて使用し、キャベツを三重に巻くことで食べ応えのある仕上がりになっているといいます。
もう一つのメイン「いわいどりのコンフィ」は、柔らかな食感と鶏本来のうま味を存分に味わうことができます。
オーナー・今井知力さん
「いわいどりを約80℃くらいの低温で6~7時間煮込んでいる。フランスの地方料理をベースに作っていて、素朴で素材のおいしさを感じてもらえたら良い」
青森県平川市出身のオーナーの今井さんは、東京都内のホテルなどで経験を積んだ後、Iターンで盛岡市に店をオープンしました。その理由について、「生産者の顔が見える環境で料理をしたかった」と話します。
オーナー・今井知力さん
「生産者の顔が見える環境で調理することにすごく憧れがあり、岩手でという形になった。食材がとても良いし、食材が収穫されたり捕獲されたり、近い場所で調理でき、お客さんに食べてもらえるのは、とても恵まれている」
「岩手の食材の良さを損なうことなく伝え、微力ながら東北、そして岩手を盛り上げていきたい」と話す今井さん。
オリカペでは、生産者の思いが詰まった県産食材の魅力を、フレンチの技法とともに味わうことができます。岩手の魅力が凝縮された料理が味わえる店です。
