子宮頸がん検診とは
子宮頸がん検診が大切とされる理由は、がんそのものだけでなく、その前段階の変化を見つけられる可能性があるためです。
子宮頸がんの多くはHPV(ヒト・パピローマウイルス)感染をきっかけに起こります。感染した人すべてがすぐにがんになるわけではありませんが、この変化を見逃さないことが大事です。
多くの場合ウイルスは自然に排除されますが、一部で持続感染が起こり、前がん病変を経てがんへ進行します。国立がん研究センターはこの進行に15年から20年ほどかかることがあるとしています。
つまり検診は、病気を早く見つけるだけでなく深刻な状態になる前に異常を捉えるための手段でもあります。
そのため厚生労働省は、20歳以上の女性に2年に1回の子宮頸がん検診を受け、異常を早期発見するよう勧めているのです。
検診では子宮頸部の細胞を採取して、異形成やがん細胞の有無、HPV感染を調べます。
特に30歳以上の女性にはHPV検査が推奨されていて、定期的なスクリーニングが重要視されています。
子宮頸がんの自覚症状は?
子宮頸がんは進行するまで自覚症状が乏しいことが多いです。
不正出血や性交時の出血、痛みなどをきっかけに受診した時にはすでに進行していることも多々あります。
定期検診で早い段階で異常を見つければ治療の選択肢も広がる可能性がありますが、病状が進行してから見つかると治療によっては妊娠が不可能になるケースもあります。
全く症状がなくてもHPV感染しているリスクがあるため、若いうちから自分の健康状態を知るために受診を習慣付けましょう。

