雷が鳴ると、魚は驚き、漁師は喜ぶ…。
初冬の嵐を知らせる気象現象とある魚に意外な関係がありました。

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北陸地方ならでは…「初冬の嵐」告げる気象現象

今シーズン一番の冷え込みになった11月30日の朝。東京都心でも今シーズン初めて5℃台まで気温が下がりました。また一段、季節が冬に進みそうですが、北陸地方では「初冬の嵐」を告げる現象があります。

すっかり暗くなった北陸地方の空に走る「雷」。この雷こそが、初冬の嵐を告げる気象現象ですが、その呼び名が少し変わっています。

通称、「ブリ起こし」。魚のブリの名前が使われているのです。一体なぜ、雷なのに「ブリ」の名前が使われるのでしょうか?

なぜ雷が「ブリ起こし」?その理由

この時期、ブリは北海道の方から南下して来ます。そして、この時期の日本海は荒れやすく、雷雲が発生します。

すると、雷に驚いたブリの群れが富山湾など沿岸に接近してきます。

それを喜ぶのが漁師の皆さんです。まさに「寒ブリシーズン」。ブリが雷に驚く事で、たくさん獲れるということから「ブリおこし」と呼ばれるようになったのです。

早くもシーズン到来!氷見市では「寒ブリ宣言」も

富山県の氷見市では11月21日に早くも「寒ブリ宣言」が出されました。

一般社団法人氷見市観光協会によると、宣言を出す条件は「ブリの重さ」。年によって変わるそうですが、今年はブリの重さが6kg以上で宣言を出したということです。寒ブリの季節が雷と共にやってきそうです。

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(とくダネ!『あまダネ!』11月30日放送)