鳥取県米子市の松本京子さんが北朝鮮に拉致されてから、10月21日で49年になります。
この拉致問題に関心を持ってもらおうと京子さんの兄・孟さんが鳥取市の中学校で講演し、残された家族の思いを訴えました。
鳥取市の青翔開智中学校で開かれた講演会。
3年生51人の前で今の心境を語ったのは米子市の拉致被害者・松本京子さんの兄・孟さんです。
1977年10月21日の夜、当時29歳の松本京子さんは米子市の自宅を出て近くの編み物教室に向かう途中、行方が分からなくなり、2006年、政府が北朝鮮による拉致被害者に認定しました。
講演で孟さんは拉致問題解決の難しさを振り返り、被害者の家族としての心境を伝えました。
生徒:
私たちの若い世代が大きな行動を起こすことはできないけど、周りの友達にも伝えることは大切だと思ったし、家族にも拉致問題について話をしてみたいと思いました。
松本孟さん:
自分の妹が学生さんたちに興味を持たれている。人を助けるということは難しい部分があるけれども、みんなでやろうという力が湧くのは私は非常に良いことだなと思っています。
県は引き続き、こうした講演会などを通じて北朝鮮による拉致問題への県民の関心を高め、問題の解決につなげたいとしています。
