青森県で行われている国民スポーツ大会高校野球・硬式の部は10月4日、準決勝が行われました。岩手県代表の花巻東は、夏の甲子園で敗れた横浜(神奈川)に雪辱を果たし、県勢として74年ぶりに決勝に駒を進めました。
国スポ高校野球・硬式の部は、全国から選ばれた8校が7イニング制でトーナメントを戦います。
初戦を突破した花巻東は10月4日、夏の甲子園で敗れている横浜との準決勝に臨みました。
試合が動いたのは3回、花巻東は先発の赤間がソロホームランを浴びるなどし、横浜に2点を先制されます。
しかし4回、花巻東はフォアボールと盗塁でランナー2塁とすると、5番・萬谷がレフト線を破るタイムリーツーベースを放ちます。
続く5回には、9番・粒来の犠牲フライで同点に追い付くと、試合はその後、ノーアウトランナー1塁・2塁で始まるタイブレークに突入します。
延長8回表、花巻東は進塁打などで2アウトランナー1塁・3塁のチャンスをつくります。
横浜のマウンドには、この回途中から登板した157キロ右腕の織田。打席には3番・赤間が立ち、左中間へと運ぶ勝ち越しのタイムリーツーベースを放ちます。
さらに4番・古城もセンター前へ2点タイムリーを放ち、花巻東が3点を勝ち越します。
その裏は、エースの萬谷が1点を奪われながらも2アウトに追い込むと、最後は三振でゲームセット。
花巻東が夏の雪辱を果たし、県勢としては74年ぶりの決勝進出です。
(結果:花巻東 5 - 3 横浜)
花巻東3年・赤間史弥選手
「世代NO.1のピッチャーを意識して練習してきたので、(タイムリー)1本出せて良かった」
花巻東3年・萬谷堅心投手
「逆転だけはさせないという気持ちで集中してマウンドに上がった。(決勝は)気を抜かずしっかり集中して戦いたい」
一方、試合を終えた高校球界屈指の好投手、横浜のエース織田は花巻東の打線の印象をこう語りました。
横浜3年・織田翔希投手
「単打もうまく持っていかれ、本当に上手だなと。 投げていて『嫌だな』という思いになった。本当に勝ちたかった」
74年前、当時の国体では盛岡商業が優勝しています。花巻東は10月6日、夏の甲子園ベスト4の奈良代表・天理との決勝に臨み、県勢としては2度目となる優勝を目指します。
