公明党は3日、都内で全国大会を開き、任期満了で退任する竹谷とし子代表の後任として、岡本三成衆院議員を選出しました。
岡本新代表は、西田実仁幹事長を続投させ、政務調査会長に中野洋昌元国土交通大臣を充てるなどの人事を提案し、了承されました。
代表代行には竹谷前代表が、副代表には赤羽一嘉元国交大臣と山本香苗衆院議員が就任しました。
就任挨拶で岡本新代表は、「中道改革連合に参画していた衆議院議員が再結集し、衆参そろった国政政党としての新出発だ」と切り出し、「中道改革連合への合流はなくなったが、公明党が結党以来掲げてきた中道政治を実現するとの決意は寸分も揺るがない」と強調しました。
「目指す中道の政治」について「生命・生活・生存を最大に尊重する人間主義をあらゆる政策判断の根底に置く政治。言い換えれば、一人一人の幸福を追求する政治であり、生活者の目線で平和と福祉を守り抜く政治だ」と説明した岡本氏は、「より開かれた党として与野党の垣根なく幅広く連携し、中道の理念と政策に賛同する人々を増やしていく」と決意を述べました。
臨時国会の論戦で大きなテーマとなる消費税減税について、「来年4月から2年間限定で食料品の消費税率を1%にする方針は、物価高対策としてはあまりに非効率だ」と指摘したうえで、政府が導入を検討している所得連動型の給付についても、「給付の対象外となる人や働くことが困難な人への対応策を早急に示すように求める」との考えを示しました。
岡本氏は主要な政治テーマについても触れ、衆院議員の定数削減については「小さな声を切り捨てる比例区のみの削減は断じて容認できない」と強調しました。
皇位継承の在り方については、「女性天皇の可能性も排さず、象徴天皇制にふさわしい皇位継承の在り方を検討していく」と述べています。
高市総理大臣が将来的な堅持を明言しない非核三原則については、「我が国の国是であり、唯一の戦争被爆国として核兵器のない世界の実現を目指す礎だ」としたうえで、「見直しは核廃絶を訴えてきた戦後日本の歩みに反するものであり、看過できない」と、見直しには強く反対する考えを示しました。
