若者を中心にダイエット目的などで使用が広がるマンジャロ。
お隣韓国では今、このマンジャロを巡り、深刻な健康被害への懸念が生じている。
韓国で“偽マンジャロ”密輸急増 摘発は5000件に
血糖値を下げ、食欲を抑えるなどの効果があり、2型糖尿病の治療薬であるマンジャロ。

マンジャロを巡っては適切でない使用が日本でもたびたび問題視されてきたが、今、韓国では“偽マンジャロの密輸”が深刻な問題となっている。
韓国で押収されたマンジャロの偽物。

箱には製薬会社のロゴまで印刷されているが、薬の中からは基準値を超える成分や不純物が検出されている。

公開されたのは、インドから韓国に国際郵便で違法に持ち込まれたマンジャロや肥満治療薬。
韓国では、今こうした“偽マンジャロの密輸”が深刻な問題となっているのだ。

そもそも、韓国では原則海外からの薬の持ち込みは違法。

しかし2年前、4件だった摘発件数は2026年8月までに何と約5000件にのぼっているという。
年々、マンジャロなどの密輸が増加している。

そこで、インドから持ち込まれたマンジャロの一つを検査してみると、パッケージにはマンジャロとしっかり書かれていたが、不純物などが確認され偽物だと判明。

関税庁通関局長:
実際に分析で有効成分のばらつきや未確認不純物など品質上の問題を確認いたしました。
重大な健康被害の恐れ 価格差背景に日本で購入も
このような偽マンジャロは摘発の半分を占めるというインドからのもの。

関税庁通関局長:
国民の健康と安全を脅かす有害物質が国内に持ち込まれないように、国境段階で徹底的に遮断してまいります。

今回、分析を行った専門家は、偽マンジャロには予期せぬ重大なリスクを招く可能性があり、使用を控えるよう呼びかけている。
韓国で問題となっているマンジャロの密輸。
日本も、無関係ではない。

韓国で話を聞くと「痩せる目的でマンジャロ(の使用)を悩んでいたとしたら、私も日本に行って買うことがあったと思う」「韓国では過度に高いので、日本に行って買うこともあるでしょう」「ドラッグストアで薬とか多めに買ってくるのでは。そんな感覚で買ってくるのではないかと」といった声が上がっている。

韓国では、マンジャロの価格が日本より高いため、日本で購入して韓国へ持ち帰るケースが相次いでいるのだ。
低薬価による、あらゆるリスクも懸念されている。
(「イット!」9月17日放送より)

