大型の台風25号は18日正午時点で、小笠原諸島・父島の南南東約220kmの海上に位置していて、暴風域を伴いながら西北西へ時速40kmで進んでいる。
今後、20日から21日にかけて関東地方や伊豆諸島の近くを通過する見込みで、警報級の大雨と暴風への警戒が必要だ。
片平敦気象予報士が、今後の台風の動きと連休中の天気について解説した。
■関東地方に20日から21日にかけて接近か
台風25号は18日正午時点で、中心気圧は975hPa、最大風速30m/s、最大瞬間風速45m/sとなっている。
今後の進路については、北上して20日から21日にかけて関東地方に接近し、北東に移動していくと予想されている。
しかし、「17日までの予想では、暴風域は伴わないまま北上するという見通しだったが、18日になって予報が変わり、暴風域を伴ったままやってくる」と解説する。
「関東地方が暴風域に入るかもしれない」という状況が新たに出てきている。

■秋雨前線への影響は? 「湿った空気の向きが違う」
前回の豪雨では、台風が南の海上に位置したまま秋雨前線を刺激し、広範囲に大雨をもたらした。
今回も同じ状況になるのか?
片平気象予報士によると、“秋雨前線”自体はあるものの、今回は異なると説明する。
片平気象予報士:台風の周りを吹く風は時計の針と反対回りで、台風の東側に湿った空気が入る。だから秋雨前線に湿った空気を送り込む風向きではない。
ただし、「台風が大型なため、雨雲も広い範囲にある」として、台風が直接近づく前の20日ごろから関東地方でも雨が強まり、21日にかけて続くおそれがあると警告した。

■あす=19日は近畿が暑い…対策を
19日の時点では、台風の直接的な影響はまだ限定的だということだ。
ただし、地域によって状況は異なる。
西日本では、秋雨前線の雨雲の影響で九州や中国地方を中心に雨となりそうだ。
近畿地方では晴れ間もありそうで、大阪・京都・神戸・奈良・和歌山では最高気温が31度、大津は30度の予想となっています。暑さ対策が必要である。

■関東地方 今後台風の雨にそのまま繋がっていくおそれ
東海地方は晴れて暑いところが多い一方、北陸や関東は天気が崩れて雨が降りやすくなりそうだ。
東京の最高気温は26度ですが、湿気が高くじめじめとした体感となりそうだ。
片平気象予報士は「関東地方はこの後、20日、21日と台風の雨にそのまま繋がっていくおそれがある」と注意を促した。
小笠原・父島では、19日に暴風雨が予想されており、暴風や高波への警戒が必要だ。
北日本では、太平洋側で雨が降る一方、日本海側は晴れのところが多い見通しである。
札幌の最高気温は24度で、気持ちのいい初秋の陽気となりそうだ。

■北側の地域は天気が崩れやすい見通し
シルバーウィーク全体を通じると、天気が崩れやすいのは東京・富山・秋田・札幌など北側の地域だ。
連休の終わりにかけては、西日本で晴れるところが増え、お出かけ日和となりそうである。
名古屋から西の地域は台風の直接的な雨の影響は小さい見通しですが、「海は波が高くなりそうなので、マリンレジャーに行かれる方は注意してほしい」と片平気象予報士は呼びかける。
また、西日本は引き続き気温が高く、熱中症対策を油断せずに続けるよう注意してほしい。
(関西テレビ「旬感LIVE とれたてっ!」2026年9月18日放送)


