自民党と連立政権を組む日本維新の会から初めて入閣した、中司宏規制改革大臣と吉村代表がきょう=9月18日の関西テレビ「newsランナー」に出演。
維新内では馬場伸幸元代表や藤田文武共同代表が閣僚候補として名前が挙がっていた中で、中司大臣が入閣したことについて、吉村代表は「中司さんは穏やかで僕のように“ひっくり返せ”みたいなのをやらない。調整して物事を前に進めるタイプ。総理の信頼も厚い」と説明しました。
中司大臣も「吉村代表のようにひっくり返すことは得意ではないが、まとめていく能力は私の方があるかもしれない」と述べ、「AIやDXで日本を改革していきたい」と述べました。
■高市総理から「この立場は忙しいよ。忙しいから頑張ってね」
中司大臣はまず、就任に当たって高市総理から「この立場は忙しいよ。忙しいから頑張ってね」と言われたことを明かし、大臣の椅子には「ここが戦場でしっかりと改革をやっていこうという思いで座った」と意気込みを語りました。
中司大臣の担当は内閣府特命担当大臣として、規制改革のほか、こども政策、少子化対策、若者活躍、共生・共助など多岐にわたっています。
中司大臣は最もやりたいこととして「改革」という言葉をフリップに書いて掲げ、次のように語りました。
【中司大臣】「維新の会は改革のために生まれた政党ですから、これをしっかりやっていくというのは原点です。その中でやりたいことたくさんあり、規制改革をまずやっていく。規制改革によって日本の成長を引っ張っていけると考えています」
そして具体例として「自動運転」や「農業の法人化」を挙げるとともに、「AI」の活用や「DX=デジタル技術の活用」にも言及し、国会の本会議場にパソコンを持ち込めないなど、古いしきたりやルールから変えていくと話しました。
■馬場元代表・藤田共同代表らの名前も挙がる中で…
一方、政治ジャーナリストの青山和弘氏は、中司大臣の入閣について、「維新の候補者としては馬場元代表や藤田共同代表たちも候補に挙がっていた。なぜ中司さんになったのか」と吉村代表に質問。
これに対して吉村代表は次のように説明しました。
【吉村代表】「馬場さんも藤田さんもすごく経験もあるし、能力も高いので、閣僚は務まると思います。
ただ中司さんは、非常に安定していて、穏やかなんです。僕みたいに“わーっ”て言わないんですよ。落ち付いた感じ。“ひっくり返せ”みたいなのをやらない。
本当に皆さんから信頼も厚くて、いろいろな人の意見を聞きながら、調整して物事を前に進めるタイプなので、維新の会は今回初めての入閣で経験もないという中で、僕は中司さんが適任だと思うし。
また総理ともいろいろ話しましたけれども、やっぱり総理の信頼も非常に厚いので、しっかりと高市内閣のメンバーとして、また維新らしさを失うことなくやってもらいたいなと思います」
■青山和弘氏指摘「“ドカーンとひっくり返す”吉村さんみたいな人が“維新らしさ”」
これに対し、青山氏が「ある意味では“ドカーンとひっくり返す”吉村さんみたいな人が“維新らしさ”だと思う。“蛮勇を振るった改革”をしないと抵抗もあると思うが、どれぐらいの覚悟をお持ちか」と質問。
中司氏は「覚悟は持ってやっていかなければならない」と述べつつ、「蛮勇だけではできないところがある。人の話をきちっと聞いて、整えていくことがなければ、成就しないと思っています」と説明。
さらに「吉村代表とは違うタイプで、“バーン”とひっくり返すことは、私は得意ではないですけれども、しかしまとめていく能力は私の方があるかもしれないので、頑張っていきます」と話しました。
(関西テレビ「newsランナー」2026年9月18日放送)
