上司の男性を刃物で刺して殺害し、遺体を運んだ車に放火した罪などに問われている男に大阪地方裁判所は拘禁刑22年のの実刑判決を言い渡しました。
浜田達也被告(38)は去年11月、上司の定井敏弘さん(当時60)を奈良県大和高田市にある定井さんの自宅の倉庫で、刃物で首を刺して殺害した罪に問われています。
さらに、定井さんの車を盗み遺体を大阪府柏原市まで運び、遺体を乗せた車にガソリンを撒いて放火した罪などに問われています。
これまでの裁判で、浜田被告は「間違いありません」と起訴内容を認めていました。
検察側は、「会社の売上金着服の発覚を恐れ、交通事故による車両炎上で被害者が焼死したと偽装する計画だった」「動機は、自己保身や利欲目的という極めて身勝手かつ理不尽」と指摘。
弁護側は、「被告が遺族に謝罪の意を示し、深く反省している」として、刑を軽くするよう求めていました。
きょう=18日の判決で大阪地裁は「殺人のみならず、更なる犯行を犯してまで自らの罪を免れようとした計画性の強い犯行」と指摘。
拘禁刑22年の実刑判決を言い渡しました。
判決言い渡しの後、久禮博一裁判長は浜田被告に「改めて自ら犯してしまった罪の重さを十分に自覚し、きちんと被害者のご冥福を祈り続け、今後二度とこういった行為を繰り返すことがないよう、心を入れ替えて更生の道を歩んでほしいと思います、いいですね?」と話しかけ、浜田被告は「はい」と答え法廷を後にしました。
