不正入国などを目的に偽装結婚したとして、福井県内の男とフィリピン国籍の女、さらにこの男女に偽装結婚を指示したとみられる男ら計6人が逮捕されました。
出入国管理及び難民認定法違反の疑いで逮捕されたのは、福井市三郎丸4丁目の解体業員の60歳男と、フィリピン国籍で敦賀市清水町1丁目に住むショークラブ従業員の34歳女です。
2人は去年2月、結婚の意思がないにもかかわらず福井市役所に婚姻届を提出したうえで、去年9月、名古屋出入国在留管理局福井出張所で在留資格認定を得ようと虚偽の申請をし、女が不正入国した疑いが持たれています。
また、電磁的公正証書原本不実記録・同供用の疑いで福井市渡町の土木作業員の64歳の男と、フィリピン国籍で敦賀市清水町1丁目に住むショークラブ従業員の29歳の女、フィリピン国籍の女2人が働くショークラブの51歳の経営者の男、福井市明里町に住む飲食店経営の66歳の男の4人が逮捕されました。
土木作業員の64歳男とフィリピン国籍の29歳女は去年2月、結婚の意思がないにもかかわらず福井市役所に婚姻届を提出し、偽装結婚した疑いが持たれています。
ショークラブ経営の51歳男とその知人の飲食店経営の66歳男は、男女4人に偽装結婚を指示した疑いが持たれています。
県警が情報提供を受けて捜査したところ、事件が発覚しました。
偽装結婚をした男女4人は犯行を認めていますが、指示役のショークラブ経営の男は「フィリピン人女性を紹介しただけ」と供述。飲食店経営の男も「偽装結婚とは知りませんでした」といずれも容疑を否認しています。
日本人の男4人は互いに面識はありますが、女2人と偽装結婚した男2人は入国するまで面識がなかったということです。
配偶者ビザには就労制限がないことから、警察はフィリピン国籍の女2人がより賃金の高い日本で就労しようと不正入国した可能性もあるとみています。
また、偽装結婚をした疑いのある男2人が報酬を受け取った可能性もあるとみて、詳しい経緯を調べています。
