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まもなく“内閣改造”の高市総理 第二次改造内閣で注目すべきポイントは? 維新の入閣で『入閣氷河期』との声も…自民中堅に広がる不満 “留任続出”の背景は来年総裁選への「ライバル封じ」か 鈴木哲夫氏解説|FNNプライムオンライン

まもなく“内閣改造”の高市総理 第二次改造内閣で注目すべきポイントは? 維新の入閣で『入閣氷河期』との声も…自民中堅に広がる不満 “留任続出”の背景は来年総裁選への「ライバル封じ」か 鈴木哲夫氏解説

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16日、自民党の新役員人事が決定し、いよいよ17日は内閣改造を迎えます。

表向きは高市総理が「政策の継続」を掲げた布陣ですが、ジャーナリストの鈴木哲夫氏はその裏に来年の総裁選を見据えた「ライバル封じ」の意図があると指摘します。

一方で、永田町では早くも「入閣氷河期」という言葉を使う人もいるといいます。

内閣改造の真の狙いはどこにあるのでしょうか。
ジャーナリスト鈴木哲夫氏と与党担当の犬伏凛太郎記者が解説しました。

■16日時点で判明している人事の全体像

16日に決まった自民党役員人事は次の通りです。

麻生太郎副総裁、鈴木俊一幹事長、小林鷹之政調会長、西村康稔選挙対策委員長は留任。

総務会長は現在の有村治子総務会長を交代させ、梶山弘志国会対策委員長が起用されました。

内閣改造については、FNNの取材によると、木原稔官房長官、片山さつき財務大臣や、茂木敏充外務大臣、小泉進次郎防衛大臣を留任させる方針です。

赤沢亮正経産大臣については続投か横滑りかを検討中で、古川俊治参院議員が初入閣で調整されているほか、日本維新の会の中司宏議員が規制改革担当大臣として起用される方向で調整が進んでいます。

■「総裁選のライバル封じ」

ジャーナリストの鈴木哲夫氏は、今回の人事を一言で「総裁選のライバル封じ」と表現します。

【鈴木哲夫氏】「骨格を変えない。留任ってことは、『今やってきている政策を変えないでいきますよ』っていうことなので、これが表の大義でもある。だけども、来年には総裁選がある。高市さんはそもそも党内基盤が強くないのでこれを固めたい」

鈴木氏が言う“ライバル封じ”とは何か。

閣内に留まった大臣は、在任中に総理と異なる意見を公に唱えることが難しくなります。前回の総裁選で高市総理と争った小林鷹之氏、小泉進次郎氏、茂木敏充氏らがことごとく閣内に収まる今回の人事は、来年の総裁選に向けて潜在的な対抗馬を“封じ込める”というのが鈴木氏の見立てです。

【鈴木哲夫氏】「閣僚で高市内閣の大臣だったら、来年の総裁選に向けて『私は高市さんと違います』って反対していろんな意見言えますか? 言いにくい。

つまり、閣内にこういう人たちを閉じ込めている」

幹事長の鈴木俊一氏についても、同氏が麻生太郎副総裁の”直系”であることから留任し、麻生氏との太いパイプを維持する狙いがあると鈴木哲夫氏は分析します。

■「入閣氷河期」永田町で広がる不満

与党担当の犬伏記者は、国会での取材をもとに自民党内の空気を伝えました。

【犬伏凛太郎記者】「維新から大臣1人・副大臣2人・政務官3人の計6枠で入閣する見通しのため、自民党議員が就ける新ポストはさらに絞られています。

まさに自民党内では『入閣待ち』が起きていて、永田町では『入閣氷河期』だと表現する人もいます。

ただ一方で、今回役員人事アンケートをとった高市流の人事を、実力主義の人事として高く評価しているという方もいます」

この点について鈴木哲夫氏は、評価が世代によって明確に分かれると指摘します。

【鈴木哲夫氏】「若手は高市さんと会う機会なんかがないから自分の希望を書けると喜んでいたけど、中堅や“待機組”にしてみると『なんだ踏み絵か』とか。中堅ぐらいから不満が出ている」

■林総務大臣は「非常に岐路」最大の焦点

そして、鈴木哲夫氏が今回の人事で最も注目するのが、林総務大臣の処遇です。

林総務大臣は前回の総裁選でも高市総理と争ったライバルであり、来年の総裁選への意欲を公言している数少ない閣僚でもあります。

【鈴木哲夫氏】「林さんは『来年の総裁選へ向けて意欲を持っている』ということをいろんなところで発言している。唯一と言っていいかな。ライバルを封じる中で林さんがどうなるんだろうということ」

鈴木氏によると、林総務大臣の周辺からも「本当にわからない」という声が上がっているといいます。

【鈴木哲夫氏】「このまま高市さんの中に入っていくのかそれとも外へ出るのか、これが最大のポイントだと思う。

林さんが入閣したら、来年の総裁選に出馬しにくい。内閣に入っちゃうと『林さん根性ないな』となる。だからそういう意味で林さんは非常に岐路ですね」

■物価高・円安対策は

そして、何よりも焦点になるのが国民生活への影響です。

現時点では「消費税減税」が政策の方向性として浮上していますが、鈴木哲夫氏は実効性に疑問を呈します。

【鈴木哲夫氏】「消費税はもう遅すぎるし、2年後に(消費税を)また戻すのか?とか。財源はどうするのか。それ以外に原油の問題なんかもある。

今度の布陣で消費税だけじゃなく経済対策を打てるかどうか。今までと同じメンバーでやれるのか。

内向きの人事にありがちなんだけど、国民生活を考えた閣僚なり方向が見える人事になってほしい」

■『やっとこの時が来た』維新が閣内協力へ

一方、今回の改造で注目されるのが日本維新の会の閣内参加です。

16日午後に官邸で高市総理と吉村洋文代表の与党党首会談が行われ、正式に閣内協力で合意しました。

【犬伏凛太郎記者】「終了後に吉村代表が何度も『閣内に入って責任を共有する』と繰り返していましたし、ある幹部も今回の閣内協力に向けて『やっとこの時が来た』と息巻いている様子もうかがえます」

ポストについては規制改革担当大臣が有力視されていますが、維新内部では肯定的にとらえる声もあれば、「副首都担当大臣を求めるべきだった」という声もあります。

(関西テレビ「newsランナー」 2026年9月16日放送)

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