2026年上半期のサイバー犯罪について、インターネットを悪用した詐欺の被害額が1755億円に上り、過去最多となりました。
警察庁によりますと、2026年上半期に発生したインターネットを悪用した詐欺事件の被害額は2025年の同じ時期と比べて500億円近く増加し、1755億円に上って過去最多となりました。
このうち、2026年に入り、ネットやSNSを悪用した新たな手口、「ニセ社長詐欺」が相次いでいます。手口としては、ネットに公開されている企業などの法人のメールアドレス宛にニセ社長からメールが届き、新しいプロジェクトを装ってSNSグループの作成を指示され、「事業資金が至急必要」などと騙して送金させるというものです。
「ニセ社長詐欺」の被害は2026年1月から6月までに127件確認されていて、被害額はおよそ38億8000万円に上っています。
また、企業などのシステムに攻撃を仕掛けてデータを暗号化した上で金銭を要求する「ランサムウェア」による被害も相次いでいて、2026年上半期は123件に上り、半期の件数としては過去最多となっています。
