大手4社の発泡酒や第3のビールを含む「ビール類」の8月の販売数量は、2025年の同じ月に比べて、3%減少し、2カ月連続のマイナスでした。
全国的な天候不順で猛暑だった2025年ほど気温が上がらずビール需要が伸び悩みました。
また、長引く物価高で節約志向が強まったことも、販売を押し下げる要因となりました。
一方、直近で前年を下回っていた発泡酒や新ジャンルはプラスで推移し、発泡酒は2%増加し4カ月ぶりのプラス、新ジャンルは1%増加し、3カ月ぶりのプラスでした。
10月の酒税改正を見据えて、酒税が上がる発泡酒や新ジャンルではすでに一部で駆け込み需要が始まっているとみられます。
9月はさらにその動きが強まり、ビール類全体で2025年を5%上回るとの見方が出ています。
ただ業界関係者からは「足元の消費者の節約志向や、一部ブランドのビール化なども見据えた購買行動も想定され、駆け込み需要の規模は2023年の酒税改正時を下回る可能性が高い」との声も出ています。
