ロシアのウシャコフ大統領補佐官は、ウクライナ侵攻をめぐるアメリカとロシア、ウクライナの3者協議を再開する場合の開催地について、UAE=アラブ首長国連邦の首都アブダビを候補地に挙げました。
ウシャコフ大統領補佐官は9日、国営テレビのインタビューでウクライナとの協議について、アメリカを含む「3者形式も含めて再開は可能だ」と述べました。
さらに協議の開催地については「これまでもアブダビで会談してきた。今後もそこで続けることは十分可能だ」と語り、協議が再開される場合、UAEの首都アブダビが候補になり得るとの考えを示しました。
3者協議はアメリカの仲介で、2026年1月から2月にかけてアブダビとスイスのジュネーブで行われましたが、領土問題をめぐる隔たりは埋まらず、3月に予定されていた次の会合もイランとの戦闘の影響で延期され、その後、途絶えていました。
3者協議をめぐってはウクライナのゼレンスキー大統領も、UAEのほか、スイスやトルコなどを開催地の候補に挙げ、可能であれば9月中の開催を目指す考えを示しています。
半年以上止まっている3者協議が、実際に再開へ動き出すかが焦点です。
