2025年12月、岩手県花巻市の住宅で、義理の父親を殴り死亡させた罪に問われている74歳の男の裁判員裁判が、9月9日に盛岡地裁(盛岡市)で始まりました。
男は、起訴内容を認めました。
傷害致死の罪に問われているのは、花巻市高田の無職・伊藤和雄被告(74)です。
起訴状によりますと伊藤被告は2025年12月、義理の父親である佐藤直さんの自宅で佐藤さんの顔などを拳やテレビのリモコンなどで殴り死亡させた罪に問われています。
盛岡地裁で9日に開かれた裁判員裁判の初公判で、伊藤被告は「間違いない」と起訴内容を認めました。
検察側は「伊藤被告は、佐藤さんから毎月仕送りをもらう約束をしていたのに、それがなくなったことなどから長年にわたり不満を抱いていた。犯行当時は酒を飲んで暴力的になっていて、無抵抗の佐藤さんに執拗に暴行した」と指摘しました。
一方、弁護側は「伊藤被告は事件の前の月に母親を亡くし、慣れない相続などの手続きで心身が疲れていた。罪を認め償いを考えている」と主張しました。
判決は、9月15日に言い渡されます。
