為替相場で円高への動きが強まり、家計へのプラスの効果に期待が高まっています。
9日、東京都内の外貨両替店を訪れると、円をドルに替えようと多くの人が訪れていました。
東京外国為替市場の円相場は8日、一時1ドル=152円台まで値を上げ、そして9日も153円台と円高が続いています。
この両替店の交換レートは、1週間前が1ドル=159円98銭だったのに対し、9日は5円高い154円98銭。
こうした円高傾向を受け、ここ数日、訪れる人が増加しているといいます。
円高の恩恵を大きく受ける海外旅行。
ハワイ旅行に行くという女性も、円高に反応して両替に来たといいます。
ハワイ旅行に行く女性は「きょうニュースで(見て)、昨日から円高だったので取り換えようと。皆さんそうなんじゃないですか」と話しました。
羽田空港でも出発直前に両替する人の姿が見られました。
「ちょっとね、150なんぼ(円)だからね。うれしいです(ドルが)安くなって」と話す女性。
両替したドルを手に向かうはニューヨーク。
テニスの全米オープンを観戦するそうで、女性は「テニス四大大会の準決勝を見に行く、明日。(円高で)ちょっとラッキーだよね」と話しました。
最大5連休となるシルバーウィークが目の前に迫る中、旅行代理店も円高効果に期待を寄せています。
旅工房・間野恵理香さん:
円高の傾向が続いてくれることは期待しております。9月は燃油サーチャージも引き下げられた。為替と燃油の両面で追い風が吹いているタイミング。
そんなシルバーウィーク期間中のお得な海外旅行先はどこでしょうか。
旅工房・間野恵理香さん:
アメリカとヨーロッパとか、ドルだけじゃなくユーロも下がっておりますので、ヨーロッパ方面とかがお値打ちになってくるかなと思う。
この先さらに円高が続けば、10月以降のツアー代金も値下がりしていくそうです。
海外旅行だけではありません。
円高の恩恵は私たちの家計にも及ぶことになりそうです。
スーパーセルシオ和田町店・鶴田聡部長:
現在こちら100グラム333円。これが100グラム298円くらいの感覚。
スーパーの担当者に聞いたところ、この円高が続けば、アメリカ産牛肉が100グラムあたり50円、アメリカ産豚肉が100グラムあたり30円ほど安くなる可能性があるといいます。
スーパーセルシオ和田町店・鶴田聡部長:
半年続いたことによって、その後2~3カ月には輸入するものが安くなってくる。
この円高の動きはいつまで続くのか。
来週、日米それぞれで開かれる金融政策を決める会合が大きな焦点になる見通しです。
