愛媛県で初めて松山市で見つかった特定外来生物の中でも緊急に拡散防止の措置をする必要がある「ヒアリ」が、新たに約1330匹確認されたと9日に発表されました。女王アリ2匹も含んでいて、これまでに確認されたのは約1880匹になりました。(画像は女王アリ:環境省提供)
環境省と愛媛県の調査によりますと、特定外来生物の中でも緊急に拡散防止の措置をする必要がある「ヒアリ」は、松山市大可賀の松山港外港地区にある国際物流ターミナルで今年7月26日と27日、あわせて約550匹の働きアリが発見されています。
この以降の調査で8月23日までに新たに約1330匹を確認。女王アリ2匹を含んでいたとしています。8月24日以降は確認されておらず、「ヒアリ」の確認は累計で約1880匹になりました。
これまでに発見された個体は、羽アリのオスを除いて全てメスで駆除したほか、周辺には殺虫成分を含むエサを設置。食べさせたうえ、巣にも運ばせて駆除する措置を取っているとしています。
「ヒアリ」は南米にすみ、刺されると毒によって非常に激しい痛みと水泡状の腫れが現れ、アナフィラキシーショックが発生し生命の危険を伴うことがあるとされていて、特定外来生物の中でも、まん延すれば生態系や生活に著しく悪影響を及ぼすおそれがあり、拡散を防ぐ緊急の措置が必要とされています。
今回見つかった松山市の物流ターミナルでは、去年の調査で見つかっておらず、貿易のコンテナが原因の可能性が高いと見られています。
これまでに人が刺されるなどの健康被害は確認されてないということです。
環境省と愛媛県、松山市は定期的な調査と駆除などを続けるとしています。
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