8月26日に勤務先の熊本県庁に侵入し、金庫から約70万円を盗んだ疑いで、9月7日に県職員の男が逮捕されました。県職員の逮捕を受け、木村知事は「痛恨の極みである」と語り、陳謝しました。
県庁に侵入し職場の金庫の金を盗んだか
窃盗と建造物侵入の疑いで逮捕されたのは熊本県の県央広域本部・総務部収税第一課の主事・成松真宙容疑者(30)です。

警察によりますと、成松容疑者は、8月26日の午前0時半頃から1時頃の間に職員通用口から県庁新館の自分の職場に侵入し、金庫の中にあった約70万円を盗んだ疑いが持たれています。

金庫の中の確認は毎日、朝と夕方に行われていて、事件当日の朝に現金がなくなっているのが発覚。職員が探したものの見つからなかったため、県は翌日、警察に被害を届け出ました。

調べに対し、成松容疑者は、「間違いありません」と容疑を認め、動機については「借金があった」と供述しているということです。
上司の机に『私が盗みました』と置き手紙
熊本県によりますと、成松容疑者は2026年4月から県税の納付などに関わる業務を担当。金庫では納められた税金を一時的に保管し、成松容疑者は担当として、金庫を開けることがあったということです。

成松容疑者は9月7日朝から行方が分からなくなっていて、7日夕方に警察が熊本市内で発見して、身柄を確保し、逮捕しました。同じ課の上司は、成松容疑者の名前とともに『私が盗みました』という内容が書かれた手紙が、7日に机の上に置いてあることに気づいたということです。

職員の逮捕を受けて、木村知事は「県民から収められた税金を、現金で窃盗するという極めて悪質な犯罪行為の疑いで、県職員が逮捕されるに至ったことは痛恨の極みであり、県民の皆さんに心よりおわび申し上げます」と陳謝しました。
(テレビ熊本)

