第81回北海道バスケットボール総合選手権大会の男子決勝が5日、恵庭市総合体育館で行われ、北海道SB2リーグ所属のCamelliaが星槎道都大学との激戦を制し、5年連続5度目の優勝を飾った。今大会は天皇杯の北海道ブロックラウンドを兼ねており、Camelliaは2027年1月に開催予定のファイナルラウンドへの出場権を獲得した。
試合は序盤、Camelliaが主導権を握る展開となり、第1クォーターを20-11の9点リードで終えた。しかし、第2クォーターは13-12と、互いにロースコアの展開となった。Camelliaで選手兼監督を務める長谷川聡監督は、「うちのシュートが入らなかったのもありますし、道都さんがきちんとうちのセットプレーを研究して、ここを潰そうとやってきたので、我慢比べになった」と振り返った。
しかし第3クォーターに入ると、星槎道都大はディフェンスをマンツーマンからゾーンディフェンスに変更。リバウンドで主導権を奪い、緒方燿太選手のスリーポイントなどで得点を重ねると、江口桜平選手も3本のスリーポイントシュートを決めるなど追い上げを見せ、一時は同点に追いついた。
第3クォーター終了時点で45-43とCamelliaが2点をリードし、最終クォーターを迎えた。この場面について、Camelliaのポイントガード・高野皓太選手は「相手のディフェンスが変わってきたところで、攻めあぐねてしまったところが詰められた要因」と分析した。

迎えた第4クォーター、長谷川監督は「ベースは強度を高く、タフなシュートを打たせる。そしてオフェンスはボールを動かして、最後はシュートをきちんと打ち切る」というシンプルな指示を出したという。Camelliaは序盤に一気に得点を積み重ね、59-45と14点差をつけると、最後は72-60で振り切り、大会5連覇を達成した。
準優勝に終わった星槎道都大の津梅直哉監督は、「第4クォーターは足もかなり疲弊してきていたのでつらかった。社会人より学生の方が練習しているんですけど、フィジカルの部分は社会人の方がかなり強いので、体力を削られた。その中でも相手チームはクリエイトする力があって、確実に決めるべき選手が決める。そこはさすがだなと感じました」と試合を振り返った。

Camelliaの高野選手は、北海道ナンバー1を維持することについて「自分たちが1位という意識は特になくて、毎試合チャレンジャーとして戦うことを常々言っている。また来年もチャレンジャーとして勝てるように、連覇ではなく目の前の試合に勝つということを意識してやっていきたい」と抱負を述べた。
長谷川監督は「この総合選手権が、北海道では一番過酷な大会だと僕は思っているので、そこで5連覇できたことは、だいぶ地力がついてきたというか、負けない戦いができるようになってきた」と語り、今年のチームについては「チーム全体のバランスがいいのが強み」と評した。そして、2027年1月開催予定の天皇杯に向けては「一度、Bリーグのチームと対戦してみたい」と意気込む。北海道王者として成長を続けるCamelliaは、5連覇の勢いを胸に、全国の舞台での挑戦へ向かう。
<男子準決勝>
Camellia 81-51 カツウラ建機
星槎道都大学 78-61 EBETSU W・B
<男子決勝>
Camellia 72(20-11、13-12、12-20、27-17)60 星槎道都大学


