資材価格や燃料費の高騰で農家が厳しい状況に直面している中、JA高知中央会の久岡隆・代表理事会長らが9月7日、高知県庁を訪れ、浜田知事に要請書を提出した。
止まらないコスト上昇と重い負担
資材価格の高騰や中東情勢の不安定化などにより、園芸用ハウスの建設にかかるコストが急激に上昇。ハウス栽培に欠かせない燃料の価格も高止まりの状態が続いている。
これらのコスト上昇で、生産者に重い負担がのしかかっていることから、県の補助限度額の引き上げや生産者の負担を軽減する緊急対策給付金の実施を強く要請した。
価格転嫁の難しさと離農の危機
「農産物は価格転嫁ができない」と語る久岡・代表理事会長。
「これだけ資材が高騰しても、販売価格が据え置きとなると農家の所得が減少する一途。これ以上続くと離農する農家が増えるのではないかと心配している」と危機感を募らせる。
高知県は今後、要請に対する回答を文書で行うことにしている。
