長崎市の唐寺・崇福寺では、独特のスタイルに先祖へのもてなしの思いを込めた伝統の中国盆が始まりました。
中国盆は長崎市鍛冶屋町にある崇福寺で、旧暦の7月26日にあたる7日から3日間続く華僑の人たちの伝統行事です。
期間中、本尊釈迦像がまつられている大雄宝殿では1日4回の読経があり、初日の7日は僧侶たちが寺院内のほかのお堂も一巡する「招霊迎仏」の儀式が行われました。
中国盆は先祖の迎え方がユニークで、「五亭(ごてい)」と呼ばれる小さな祭壇には先祖にゆっくり休んでもらうおうと喫茶店や卓球台など娯楽施設が作られています。
こちらの「三十六軒堂」は、仕立屋などを描いた36枚の絵が飾られたいわゆるショッピングモールで、先祖をもてなそうという華僑の人たちの気持ちが込められています。
崇福寺 張仁春総代
「せっかく(先祖に)来ていただいたからにはお風呂もあるし、遊ぶところもあるし、買い物をしてゆっくりしてまた来年訪れてくれることを望んで」
最終日9日のフィナーレではお金に見立てた金山・銀山を燃やして、先祖を西方浄土に送ります。
