アツアツの鉄板プレートにのせられたのは、ソースたっぷり国産牛100%のハンバーグ。
この肉厚ハンバーグと相性抜群なのがとろっとした半熟卵です。
2026年で誕生から35周年を迎えたマクドナルドの人気シリーズ「月見バーガー」や9日から販売がスタートするモスバーガーの「月見フォカッチャ」など毎年、各社が競い合う“月見商戦”に欠かせないのが、黄身を満月に見立てる卵に他なりません。
しかし、卵の平均価格は2024年ごろから鳥インフルエンザや生産コスト上昇などの影響で上昇。
2026年3月には1パック10個入りで309円と過去最高値を記録し、現在も高止まりが続いている状況です。
取材班が7日、訪れたのは東京・下北沢にある人気ハンバーグ店。
この店では、季節にかかわらず月見ハンバーグを提供しています。
下北沢ミートダイニング・中山貴博さん:
卵がのっている白と黒のハンバーグがある。それを召し上がる方が多いですね。
フォンドボーソースに黒トリュフを加えた黒バーグと、ゴルゴンゾーラのホワイトソースがかかった白バーグ。
いずれのハンバーグにもトロッとした半熟卵がのせられています。
しかし、その卵の仕入れ値が9月に入って上昇傾向にあるというのです。
下北沢ミートダイニング・中山貴博さん:
9月の価格改定の時に一斉に卵も10%くらい上がった感じはする。じわじわとしんどいような感じではある。
一般的な卵が値上がりする一方で、売り上げが伸びているというのがブランド卵です。
東京・江東区にある卵専門店では、全国各地のブランド卵を販売。
4個で2000円という高級卵もあり、その場で卵かけご飯にして味わうこともできます。
たまごや新海商事・石舘次朗さん:
普通の卵の消費が落ちてきているのが現状。それがブランド卵にスイッチしている。逆転現象が起きている。
飼育環境や餌にこだわって生産されるブランド卵はもともと高額ですが、通常の卵が値上がりしていることで現在は価格差が縮まった状態。
そのため、この店では6個で480円のブランド卵の売り上げが急上昇しているのだというのです。
たまごや新海商事・石舘次朗さん:
月間で24パックから30パックくらいだったのが、今だいたい260パックくらい。
通常の卵の売り上げが落ちている一方で、ブランド卵の販売が好調のため、店全体の売り上げは2025年より2割ほど伸びているということです。
