熊本県が整備を計画する空港アクセス鉄道について国からの財政支援の見通しが1日に示され、新たな仕組みで現行制度より国の支援が約50億円増額されることがわかりました。
JR肥後大津駅と熊本空港を結ぶ空港アクセス鉄道は、全長約6.8キロで、概算事業費は約610億円となっています。
この事業費について県は、国に対し現行制度の18%の補助ではなく3分の1を負担するよう補助制度の拡充を求めていましたが1日の県議会特別委員会で「既存の補助制度ではなく新たな支援メニューが国から示された」と報告。
新たな支援メニューは『利子補給』と呼ばれる県の借り入れなどにかかる利子への補助や、車両の購入費用と駅の拠点整備にかかる費用を半額補助するものです。
県の試算によると、現行制度での補助では国の支援が70億円でしたが、新たな支援メニューだと国からの支援額が50億円増額され県の実負担額は470億円まで減額されるということです。
また事業収支でも鉄道事業許可の目安である「開業30年以内での黒字化を達成する」との見通しを示しました。
県は10月中に事業会社を設立するとしていて、8年後の2034年度中の開業を目指しています。
