【菅野】
今日から9月が始まりましたが、まず、8月の天候の振り返りからお伝えします。
8月は県内で記録的な少雨・猛暑となりました。
佐賀における8月の総降水量は3.0ミリと、8月としては1890年の観測開始以来最も少なくなりました。
8月は7月や6月についで、年間で3番目に雨の多い月にも関わらず、ほぼ雨が降らかなった異例の少雨となりました。
また、月平均気温は30.8℃。これまでで最も多かった2024年8月を上回り観測史上最も暑い一か月に。
9月は県内全地点で観測史上最高を更新していて記録的な猛暑となりました。
では、なぜこのような少雨・猛暑となったのかその要因を解説します。
上空には、西から東へという強い風の流れ「偏西風」が吹いています。
この夏は偏西風が平年よりもやや北を通ることが多くなりました。
この影響で夏の高気圧が日本付近への張り出しを強め、九州北部も高気圧に覆われる日が続きました。
強い日差しによる昇温、さらに上空高いところに冷たい空気が入りにくく、空気がかき混ぜられにくかったことで、夕立も少なくなりました。
また8月上旬には台風13号が、下旬には18号が沖縄地方を直撃しましたが、これらの台風のルートも一つの要因ではないかと考えます。
8月になると日本付近を北上する進路を取る台風が多くなります。
ただこの夏は、高気圧が張り出しを強めており、13・18号ともに九州の南を東から西へと進みました。
県内には、台風本体の雨雲が流れ込むことはなく、熱帯由来の暖かい空気が九州山地を越えて熱く・乾いた空気となって吹き降りるフェーン現象の影響が長引き、厳しい暑さとなりました。
大きく以上の理由から、8月は記録的な少雨・猛暑となったと考えられます。
2日のポイントがこちら。
「猛烈な暑さいったんあすまで」
連日猛烈な暑さとなっていましたが、いったん2日までとなりそうです。
まずは台風情報、1日新たに台風24号が発生しました。
この先ゆっくりと北上してくる予想です。
今回の台風の特徴としては、動きがゆっくりであること、そして秋雨前線が南下してくるタイミングと重なることです。
そのため、週末にかけて西日本から東日本の広範囲で影響が出るおそれがあります。
九州においては雨の中心は南部となりそうですが、県内も木曜日ごろから雨雲が流れ込みやすくなりそうです。
また、金曜日・土曜日ごろは風が強まる可能性があります。
2日朝9時の予想天気図です。
マークはありませんが、九州北部はおおむね高気圧に覆われる見込みです。
ただ秋雨前線に向かって流れ込む湿った空気の影響を受けて、午後は大気の状態が不安定に。ところどころで雷雨がありそうです。
2日の詳しい天気、まずは鳥栖から多久です。
午前は晴れて日中は猛烈な暑さとなるでしょう。
午後は雲が広がりやすく、山沿いだけでなく平野部でもにわか雨の可能性があります。
続いて、唐津から鹿島です。
朝から厳しい日差しが照りつけるでしょう。
昼過ぎの気温は、鹿島で37℃。体温超えの暑さとなりそうです。
週間予報です。
3日木曜日以降は雲が広がりやすく、雨の降る時間があるでしょう。
その分暑さは少し落ち着く見通しです。
以上、かちっと天気でした。
