全国で猛威を振るう害虫、その脅威がすぐ近くまで迫っています。
サクラやモモなどの樹木に寄生し枯らしてしまう外来種の昆虫、「クビアカツヤカミキリ」。
鳥取県は、隣の岡山県で被害が確認されたことを受け、対策を始めました。
長い触角と首の部分が赤いのが特徴的な「クビアカツヤカミキリ」。
体長は2.5センチから4センチほどの小さな昆虫がいま、「害虫」として全国で猛威を振るっています。
サクラ・モモ・ウメなどバラ科の樹木に卵を産み、かえった幼虫が木の内部を食い荒らします。
寄生された樹木は1年から数年で枯れてしまいます。
これまでに日本国内では22の都府県で確認。
8月21日には岡山県の観光スポット、後楽園で見つかりました。
鳥取県は隣の県で確認されたことを受け8月31日、JAや市町村の関係者と対策連絡会議を開きました。
県は8月から鳥取市や湯梨浜町のモモやウメの産地で調査を行い、「クビアカツヤカミキリ」が発生していないことを確認。
今後、サクラの名所なども含め見回りを強化するとしています。
鳥取県自然共生課・井上正樹室長:
県民の方にはこの虫のことを知っていただいて、見つけたらすぐに駆除してしまうことが何より、拡大を防止するために必要なのでお願いしたい。
忍び寄る「クビアカツヤカミキリ」の脅威。
寄生された木には幼虫のフンと木くずが混ざった「フラス」と呼ばれる痕跡が確認されるということで、県は「フラス」を見つけた場合、速やかに連絡してほしいとしています。
