京都市伏見区の住宅街にある“産業廃棄物の山”。
京都市は、7月末、廃棄物を保管する業者に対して行政処分を行い、その是正期限はきのう=8月31日でした。
一時、約11メートルもの高さまで積みあがっていた“産廃の山”はどうなったのか。
1日放送の関西テレビ「旬感LIVE とれたてっ!」では、現場から岡安譲アナウンサーが中継で現状を伝えました。
■ 京都市が命じた是正期限は「8月31日」
近隣住民によると、この“産廃の山”は去年10月以降から出現したといいます。
この場所については、京都府宇治市内の業者が、2年前に「産業廃棄物を保管する」との届けを提出しましたが、届け出の量を超えて廃棄物が積み上がったということです。
京都市は、「住民の生活に支障が出る恐れがある」として、業者に対して、8月31日までに、高さと囲いを法律に適合させるよう命じていました。
■ 少し減ったが…まだまだ高い“産廃の山”
是正期限から1日が経過しましたが、“産廃の山”は依然高く積みあがっていました。
京都市によると、ことし5月下旬では高さ約11メートルでしたが、現在は東側が約5メートル、西側が約7~8メートルだということで、高さは少し減ったということです。
現場からは岡安アナウンサーが“産廃の山”の現状について報告しました。
【岡安譲アナウンサー】「かなりの高さで、そしてかなりの幅です。
何が置いてあるのかを見てみますと、確かに産業廃棄物で『瓦礫』の山という印象なんですが、所々にコンクリート片なんでしょうか。石状のかけらが置かれています。
そして、シートのようなものがくるまれています。また、おそらく長い間ここに積まれているという証拠だと思うんですけれども、瓦礫の間から草木が生えています」
■ 「壁が膨らみ…」不安な状況は続く
“産廃の山”と隣の住宅の敷地は金属の壁で隔たれていますが、不安を感じさせる状況があるといいます。
【岡安譲アナウンサー】「壁の下の方が、こちら側(住宅側)に膨らんでいるのがわかります。おそらくあちら側(“産廃の山”側)から圧力がかかっているものと思われます。
さらによく目を凝らしてみますと、板と板の間に少し、隙間があるんですが、ちょっとした黒い影が分かります。
この間から、土砂であったり、雨が降ったときに穴水が漏れてもおかしくないなという印象は受けますし、周辺住民の方に話を伺っても、この私有地の部分に産業廃棄物が置かれることがあって困っているという話もあるそうなんです」
■ きょうも重機による作業が続く
是正期限から1日経過しましたが、きょう=1日も、重機を使った作業が行われていました。
業者は「真摯に受け止めて是正作業をやります」としているということです。
京都市は、今後の動きについて、「測定をした上で是正内容を評価し、場合によっては行政代執行の可能性もある」としています。
(関西テレビ「旬感LIVE とれたてっ!」2026年9月1日放送)
