兵庫県西宮市に住む80歳の女性から、現金610万円をだまし取ったとして、警察は「受け子」とみられる19歳の男子大学生を逮捕しました。
詐欺の疑いで逮捕されたのは、堺市堺区に住む大学2年生の男(19)です。警察によると男は、氏名不詳の人物らと共謀し、今月17日から19日にかけて、西宮市に住む80歳の女性から現金610万円をだまし取った疑いが持たれています。
氏名不詳の人物が女性の息子になりすまし、女性の自宅の固定電話や携帯電話に電話をかけ「会社の女性と肉体関係をもって、妊娠させてしまった」「相手の夫から訴えられ、示談金700万円を支払うことになった」などとウソを言ったということです。
80歳女性は金融機関から引き出したお金など合わせて610万円を19日、尼崎市内の阪急・園田駅近くで、弁護士事務所の職員になりすました男に手渡したということです。
その後、女性が実際の息子と連絡を取ったことでだまされたことに気づき、警察に被害を届け出ました。警察は防犯カメラなどから男を特定し、きょう逮捕しました。
調べに対し男は「指示役から『シグナル』で指示を受けて、荷物を受け取るバイトと言われた。おばあさんに『代理の者です』と言って、紙袋を受け取りました」などと話し容疑を認めています。
男と被害女性に面識はなく、警察は男が特殊詐欺グループのいわゆる「受け子」とみてスマートフォンを押収して詳しく調べています。
