宮崎県から国内初となる事例です。
県が所有する種雄牛が牛の血液のがんといわれるウイルスに強い抵抗性をもっていることがわかりました。
牛の血液のがんといわれるウイルスに強い抵抗性をもっていることがわかったのは、宮崎県が所有する種雄牛「富士蜜龍」です。
「富士蜜龍」は2024年1月から宮崎大学と県家畜改良事業団が行った研究で、ホモ接合体と呼ばれる遺伝子を保有していることがわかりました。
生まれてきた子牛は、100%の確率で抵抗性遺伝子が継承されます。
(県畜産振興課 嶋田隆次課長)
「抵抗性遺伝子を確実に後代に引き継ぐことができるホモ接合体を保有する種雄牛の存在が国内で初めて確認できたことは、本県の畜産の生産性向上に大きく貢献できるものと確信しております」
牛の血液のがんは、ワクチンがないため感染すると有効な治療法がなく、昨年度は県内で182頭が発症しました。
県は今後も研究を進め、強い抵抗性をもった種雄牛の造成にも取り組むことにしています。
