先週、都城市でみやざきの新幹線を考えるシンポジウムが開かれました。
このシンポジウム、新幹線が宮崎に走っていない状況を県民の課題として考えていこうと開かれました。
(戸高涼平記者)
「会場では高校生から地域の方まで多くの人が訪れ、新幹線が開く地域の未来について耳を傾けています」
シンポジウムには約560人が参加しました。
熊本地震直後のシンポジウム、災害時に代わりのルートを確保する意味で東九州新幹線が通る重要性についても議論が…
(高校生から質問)
「巨大地震における新幹線の重要性について教えてほしい」
(大学教授の回答)
「例えば東九州新幹線がダメだったら、西側の九州新幹線で移動できる。九州新幹線がダメだったら東九州新幹線で移動できるという、両方使える状況にするのが大事」
新幹線では鹿児島から東京まで6時間41分で行けるのに対し、日豊本線の特急では鹿児島から小倉までが6時間48分かかります。
この移動時間の違いには…
(都城市・高校1年生)
「在来線で福岡まで行くところが、新幹線であれば同じ時間で東京まで行くところがすごいと思った」
河野知事や都城市の池田市長が登壇したパネルディスカッションには大学生も参加しました。
(宮崎大学地域資源創成学部の学生)
「暮らしの面なのか経済的な面なのか、もしくは観光面、防災面とかいろんな面があると思うが、何を全面的に出していくのかというところも大事だと思う」
会場からは新幹線への期待の声が聞かれました。
(都城市・40代)
「子供の学校を決めるにあたってオープンキャンパスに行くが、新幹線が直通でできれば、福岡に限らず大阪までも行きやすいと思うので、開通したらそういう面でもいいと思う」
(都城市・高校1年生)
「新幹線ができると、高校卒業後の進路へもつなげることができることを初めて知り、新幹線ができると今まで以上に便利な世の中になると思った」
今回のシンポジウムは、8月7日に東九州新幹線が国が駅の位置やルート案などを調査するケーススタディの対象路線に選定された後に開催されました。
ケーススタディは基本計画路線となっている日豊本線ルートが対象です。
半世紀以上止まっていた計画が動き出す中、県が独自に示した新八代ルートや鹿児島中央先行ルートの今後や建設費用の地元の負担、並行在来線など新幹線整備をめぐる
県民の理解はまだ十分とは言えません。
こうした情報を伝える取り組みも必要です。
