ネパールと中国の国境付近で発生した大規模な土石流。
FNNは28日、日本のメディアとしては初めて被害を受けたネパールの町を取材しました。
FNNの取材班が入ったのは、土石流のきっかけとされる氷河の崩落現場から約55km離れたネパール・ヌワコット郡の町です。
大規模な土石流が発生して2日、その爪痕が生々しく残る泥まみれの建物。
近くの川では岸が大きくえぐられ、橋が流されてしまいました。
28日に公開された映像には、ネパールの水力発電所のトンネルから救出された作業員たちが映っていました。
しかし、これまでにネパール側で553人、中国側で5人の合わせて558人が死亡し、2482人が安否不明です。
ネパール政府観光局が公表した安否不明者の名簿には、5人の日本人の名前もローマ字で掲載されていました。
ヤマモト・トシタカさん、ヤマモト・リュウトさん、ヤマモト・カヨコさん、ヤマモト・カナコさん、ヤマモト・ハヤトさんです。
ネパール当局はSNSや公式サイトを通じて、今回の土石流について頻繁に情報を発信し、安否不明者や救助された人の氏名などを公開して、安否確認につながる情報提供を呼び掛けています。
一方で、二次災害の懸念も高まっています。
ネパールと中国の当局は、土石流の影響によって国境付近の川で新たに「せき止め湖」が形成されたと発表しました。
“自然のダム”が決壊すれば再び土石流が起こる恐れがあるとして、警戒を呼び掛けています。
日本政府は、ネパール政府からの要請を受けてテントや毛布などの物資援助を決定し、数日以内にネパールの首都カトマンズに到着する見込みです。
