アメリカとイスラエルがイランを攻撃してから8月28日で半年となります。
アメリカは早期終結を目指しましたが、イランはホルムズ海峡の封鎖を続けるなど、事態収束への道筋は見えていません。
アメリカは2月28日、イスラエルとともにイランの体制転換を目指し軍事攻撃を始め、最高指導者ハメネイ師を殺害しました。
これに対しイランは、アメリカ軍基地がある周辺国への攻撃やホルムズ海峡の封鎖などで対抗し、両国は6月、戦闘終結に向けた覚書に署名しましたが、その後も攻撃の応酬が続き覚書は事実上、破綻しています。
こうした中、アメリカのトランプ大統領はイランに譲歩を迫るため経済制裁を強化する方針を示し、イランとの交渉再開についても「期限はない。急いでいない」との考えを明らかにするなど、戦略を軍事行動から経済的圧力へ移行した形です。
一方イラン側は、アメリカが覚書で合意した内容を全て履行しない限りホルムズ海峡の通航を再開しないと主張するなど、強硬姿勢を崩していません。
アメリカとイランの仲介役を務めるパキスタン軍のムニール陸軍元帥は24日、イランを訪問するなど外交での解決を探る動きもありますが、イランの核開発問題やホルムズ海峡の管理をめぐって双方は譲歩する構えをみせておらず、事態収束への道筋は依然として見えていません。
