ネパールと中国の国境地帯で発生した大規模な土石流。
連絡が取れなくなっている日本人は、子どもを含む家族5人の可能性があることが新たに分かりました。
鉄橋を一瞬にして押し流す茶色の濁流。
ネパールと中国の国境地帯で発生した大規模な土石流は、両国に甚大な被害をもたらしています。
救助された人:
私はテラスにいましたが、土石流は最上階にも達しました。収まるまで1時間くらいかかりました。
変わり果てた町で続く懸命の救助作業。
これまでに、合わせて360人以上が死亡し、1400人以上が行方不明となっています。
このうち、行方不明となっている日本人は旅行中だった家族5人とみられることが新たに分かりました。
ネパールの旅行会社によりますと5人は、夫婦と3人の子どもの家族で、26日に中国のチベット自治区側からネパールに入国し、その後、連絡が取れなくなったといいます。
土石流に巻き込まれた恐れがあります。
こうした中、日本政府は海外で緊急事態が発生した際に日本人の保護にあたる、海外緊急展開チームを28日にも現地に向けて派遣する準備を進めています。
今回土石流が発生したネパールの山岳エリアは、トレッキングや寺院巡りのツアーで世界的に有名なスポット。
複数のメディアや専門機関によりますと、ヒマラヤの山岳地帯で大規模な氷河や岩石の崩落が発生。
それが一気に川に流れ込んだことで土石流が発生した可能性があるということです。
現地で日本人向けのツアーを企画している代理店、ヒマラヤンアクティビティーズ・春日山紀子さんは「何回か通ったことのある道ですね、なじみのある道ではあります。自分が巻き込まれてもおかしくない。本当に衝撃というか、本当に怖いなとは思いました」と話しました。
