アメリカとカナダの関税交渉は合意に至らず、アメリカはカナダの一部品目に対する50%の追加関税を発動しました。カナダも報復関税を課す方針です。
カナダ政府の発表や複数のアメリカメディアによりますと、アメリカとカナダは50%の追加関税の発動を巡り、最終的な合意に向けて交渉を続けていましたが、21日、交渉はまとまらず、決裂しました。
トランプ大統領は18日、合意に向けて進展があったとして、50%の追加関税の発動を3日間延期していました。
複数のアメリカメディアによりますと交渉の決裂を受け、アメリカは22日、200億ドル相当のカナダ製品に対する50%の追加関税を発動しました。
AP通信によりますと、USTR=アメリカ通商代表部のグリア代表は、カナダ側が新たな要求を出したことなどで合意が崩れたと批判しています。
一方、カナダのカーニー首相は、最終合意に向けた交渉でアメリカ側が新たな条件を示したとして「不公正で、経済合理性を欠く」と批判し、アメリカとの関税交渉を停止すると表明しました。
そのうえで、アメリカが課した関税と同じ規模の報復関税をアメリカ製品に課す方針を明らかにしました。
