夏休み特別企画「教えてあやめちゃん」のコーナーとともに、秋雨前線の接近に伴う今後の天気についてお伝えします。石黒菖気象予報士の解説です。

今日の「教えてあやめちゃん」に寄せられた質問は、「雨は雲から降ってくるの?」というものでした。

石黒気象予報士の回答は「大正解」です。ただしポイントがあり、すべての雨は雲から降りますが、すべての雲が雨を降らせるわけではありません。

雨の仕組みとしては、地上付近の水蒸気が空気とともに上昇して冷やされると、雲の元となる「雲粒」ができます。この雲粒どうしがくっつき合って大きく重たくなり、支えきれなくなると雨として地上に落ちてきます。

雲は大きく10種類に分けられますが、雨を降らせるのは「乱層雲」と「積乱雲」の2種類だけです。特に積乱雲は激しい雨や雷雨をもたらす危険な雲で、上部が横に広がった「かなとこ雲」と呼ばれる状態になると、その下では激しい雨や雷雨が発生しています。

もくもくとした積乱雲を見かけたら、決して近づかないよう注意が必要です。

20日は秋雨前線が日本海から県内にゆっくりと近づいており、山沿いを中心に激しい雨や雷雨となったところがありました。20日夜遅くからだんだんと雨雲が広がり、21日の朝にかけて日本海から断続的に活発な雨雲や雷雲が入る見込みです。

大雨のピークは午前中までで、午後になると次第に落ち着くでしょう。21日夜からの予想雨量は最大80ミリとなっています。現在、十日町市と南魚沼市にレベル2の大雨注意報、県内全域に雷注意報が出ています。21日の気温は朝の最低気温が22℃から24℃、最高気温は28℃から29℃で、20日より3℃ほど低くなる見込みです。22日の土曜日は下越を中心に日差しが出ますが、上越や中越ではにわか雨の可能性があり、日曜日は晴れるところが多いでしょう。

21日は局地的に積乱雲が発生し、バケツをひっくり返したような激しい雨が降るところもありそうです。21日の朝は道路が冠水する可能性もありますので、時間に余裕を持って行動しましょう。

NST新潟総合テレビ
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