コメの基準価格となる概算金が19日発表されました。富富富・コシヒカリともに60キロあたり去年より6000円安く、約2割の減額となりました。

*JA全農とやま 西井秀将県本部長
「うるち米、富富富、コシヒカリ、てんたかく、てんこもり、その他うるち米は、60キロ当たり税込み2万円と設定した」

概算金は農協がコメを集める際に生産者に前払いするお金のことで、需給動向などを踏まえ、全農とやまが毎年決めるものです。

今年の富山県産1等米の60キロあたりの概算金は、ブランド米の富富富が2万800円、主力のコシヒカリが2万円で、いずれも去年の当初額を6000円下回りました。

一方、コメの価格が高騰する前の2023年以前の水準と比べると、依然として高い水準となっています。

JA全農とやまによりますと、主食用米の適正在庫量を大幅に上回る在庫があることや今年のコメの生産量が国の生産目安を上回る見込みとなっているなど価格を引き下げる要因がある一方、生産にかかるコストが60キロあたり約2万円と試算されていることなどを踏まえ、県産米の概算金は2万円前後にとどまりました。

また、「てんたかく」と「てんこもり」は、いずれも去年を6000円下回る2万円となりました。

これですべての品種で、前の年の価格を下回りました。

概算金は、コメの流通価格を形成する指標となっていて、今回の引き下げを受け、秋に店頭に並ぶ県産新米の価格も値下がりする見通しです。

*JA全農とやま西井秀将県本部長 
「私たちが想定する小売価格は3000円台前半から、その価格は生産者と消費者、お互い納得できて持続可能な価格になると思う」

富山テレビ
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