JR九州の古宮 洋二 社長は、8月19日の定例会見で九州新幹線の被害の概要について説明しました。断層の移動による高架橋のずれなど構造物の損傷が大きく、復旧に時間を要しているということです。
【JR九州 古宮 洋二 社長】
「走行する(新幹線の)荷重に耐えられるかが、これからの一番の課題」
九州新幹線は新八代駅から約2キロ南の妙見(みょうけん)トンネル付近で、断層の移動によって、橋げたが40センチほどずれたり、新八代側で30センチほど沈下するなどの被害がありました。
JR九州は補修をしたうえで、新幹線の荷重に耐えられるのかの検証を行っていくとしています。
【古宮 社長】
「もし続けて(震度)7ぐらいの地震が来たら、もしかしたら屋根ごと落ちたかもしれないぐらいの損傷を受けています」
また、新八代駅は駅舎の屋根を支える構造物が損傷したとして、内側からワイヤーで補強する工事を行ったほか、今後、落ちかかった天井の部材を撤去する工事を行うとしています。
そのうえで古宮 社長は「前回の熊本地震と違って脱線はなかったが、構造物の損傷が大きい」として、現在、不通となっている熊本・新水俣間について「来週には開通の時期を示したい」と述べました。
