8月19日の福島県は、各地でたっぷりと日差しが届き最高気温は福島で33.4℃、会津若松で34.8℃などと暑くなった。猪苗代でも11日ぶりに真夏日を観測した。
夏休みもいよいよ最終盤、猪苗代湖では自由研究にピッタリ催しも開かれた。
■生態系を学ぶ探索会
水辺に向かう準備万端の子どもたちが、雑木林を抜けて向かったのは猪苗代湖の鬼沼。
水深・約1mの鬼沼は水草などの植物が豊富で、その周りにはたくさんの生き物が生息している。
水中に網を入れて生き物を捕まえ、陸に上がってじっくり観察した。
猪苗代湖は2025年に国際的に重要な「ラムサール条約湿地」に登録されていて、子どもたちにとって数々の生き物とのふれあいは、夏休み終盤の“あの課題”にも役に立っているようだ。
参加した小学生は「きょうの生態探索会のことを自由研究にまとめて、色んな人に教えたいなと思いました」「猪苗代湖の生態系ってすごいんだなってことと、猪苗代湖に色んな生き物がいるんだなって勉強になりました」と話した。
■旅する蝶を観察
一方、自由研究の対象は北塩原村のスキー場「グランデコリゾート」にも。
そこにいたのは、透き通るような模様が美しい「アサギマダラ」。
時には2000キロ以上も飛んで生息域を移動することから「旅をするチョウ」とも呼ばれ、夏の暑さを避けるために標高・約1400mのこの場所にも飛来する。
グランデコリゾートから台湾まで移動した個体も確認されているそうだ。
訪れていた子どもは「チョウを近くで見て観察して、オスとメスって詳しくわかってうれしかった」と話した。
自然のなかで学びを深めた夏休み、子どもたちにとっても貴重な体験になったようだ。
