13日、千葉県を襲った記録的豪雨では、水没した車に閉じ込められるなどこれまでに8人の死亡が確認されています。
突然の豪雨から命を守るにはどうすればよいのでしょうか。
茶色い濁流で寸断された道路。
その濁流に流されたのでしょうか、屋根まで水につかり放置された車が確認できます。
千葉県によりますと、県道と国道に放置された車両は約200台。
千葉市が管理する道路には1000台を超える車が放置されているとみられています。
記録的豪雨の爪痕に14日も大粒の雨が。
関東各地で14日もゲリラ雷雨が発生。
千葉県も局地的に激しい雨となりました。
14日午後1時ごろの千葉・四街道市の映像から、一夜にして茶色い水に覆われた街が確認できます。
記録的豪雨による被害の全容が徐々に明らかになってきました。
大網白里市の住宅街では家族を助けに来た知人の姿が。
取り残された人:
もう床1メートルくらいいっているみたいで、冷蔵庫や洗濯機がぷかぷか浮いている状態。
男性は家族と電話で連絡を取り合い、無事が確認できました。
一方、被害の中で目立ったのが、冠水した道路で車の中に閉じ込められるケースです。
今回の記録的豪雨でこれまでに8人の死亡が確認されていますが、そのうちの3人が車での閉じ込めによるものと分かっています。
佐倉市では、水没したタクシーに閉じ込められた乗客の66歳の女性が死亡。
柏市では冠水した道路で動けなくなった車に乗っていた女性1人が心肺停止の状態で搬送され、その後、死亡が確認されました。
亡くなった女性が乗っていたとみられる車の映像からは、前輪部分が水に隠れているようにみえます。
周辺の住民が助け出そうとしたものの、救えなかったといいます。
近隣住民:
もうみるみる沈んでいった。(車の窓を)割るものがなかったから、ごみ置き場のポールを抜いてガンガン割って。
突然の豪雨による車の水没。
命を守るにはどうすればよいのでしょうか。
JAF(日本自動車連盟)が行ったスロープを利用した車両の水没実験によりますと、後輪が浮いている場合、セダンタイプの車では水深60cmで運転席のドアを開けることが困難になり、ミニバンでは水深90cmでスライドドアを開けることが困難になるといいます。
また、窓ガラスはスマホや車のキー、ヘッドレスト、ビニール傘の先端では割ることができません。
一方、脱出用のハンマーを使えば割ることができるため、JAFはシートベルトカッター付きの脱出用ハンマーを手の届くところに常備するよう呼び掛けています。
