2000~2019年の3000超の研究を概観したWHOの欧州地域事務局のスコーピングレビューでは、芸術が健康やウェルビーイングに幅広く関わることがまとめられています。
心理的ウェルビーイングの研究の中では、自己受容、人生の目的、人格的な成長、他者との信頼関係、自律性、環境調整力が主要な要素として挙げられています。
ハーバード大学が1983年から続ける成人発達研究からは「健康で幸せな人生を送るために必要なのは、よい人間関係である」ことが示されています。
家族、友人、コミュニティなどのまわりの人とのつながりを持っている人は、そうでない人よりも幸せで健康で長生きすること、身近な人たちとの関係の質が特に大事であることもわかっています。
一度試してみるしかありません。時間を「味わう」と決めて、目の前にあるむだに見えることを体験してください。
タイパに換算できない時間に、あえて手を伸ばしてみること、その行動が私たちの人生を豊かにします。
タイパを追わない時間の使い方のコツ
たとえば、副業をするなら、本業とは異なる軸で取り組むとよいでしょう。
生産性や即効性を求めるのではなく、時間のかかることに向き合い、試行錯誤しながら少しずつ進めてみます。それこそが副業の本当の価値です。そうすることで、本業とは違った人間関係やスキル、考え方と出会えます。
仕事は生活の糧でもあり、生きていく上で重要であることは否定できません。けれど、すべてを経済の尺度で測ってしまえば、時間の豊かさは失われてしまいます。
新しい時間の使い方をするには、時間を区切ることも大切です。

